残業が蔓延していた町工場で、就業形態を見直し残業代を基本給に含めることで無駄を排除し残業ゼロで年収600万円を実現しているようです。経営者が人気のラーメン屋でラーメンの売り切れに遭遇したことがきっかけとのこと。
残業代を基本給に組み込むことにしたきっかけは?
前述通り、経営者がラーメン屋で売り切れに遭遇し、そのラーメンを食べたいがために翌日以降早めに店に行ったことがきっかけのようです。良いものには客側が自然と合わせてくれるとの気づきを得たということですね。
ある日、社員に22時以降の残業を頼んだが、拒否された。「初めは憤ったが、経営者が社員の残業を当てにしていた」と吉原会長は反省した。その頃、近所にラーメン店がオープンした。19時頃に訪れたが「スープがなくなったから終わりです」と言われた。翌日から早く店に行き、3日目にしてようやく食べられた。この経験から吉原会長は「良い商品を提供すればお客さんが合わせてくれる」と気づき、労働時間の削減に挑戦した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170204-00010000-newswitch-ind
ツイッターでの反応は?
これはすごい。普通は「従来の残業代分の賃金を基本給に上乗せし、代わりに残業をゼロにするよう指示」なんて出来ないよ、残業代をケチりたいもん。 / 社員7人の町工場、残業ゼロで年収600万円超!ヒントはラーメン屋に #SmartNews https://t.co/1odIDnJnrH
— にほんのひまじん (@plutonium186) 2017年2月3日
残業削減の成功事例について語ると、
— ブラック企業アナリスト 新田 龍 (@nittaryo) 2017年2月4日
「それは〇〇業界だからできるんだ!ウチの業界は特別なんだよ!」
って言う経営者が「もれなく全業界」にいるんだよね。
でも、こういう事例があると言い訳できないよなあ。https://t.co/9xwMGLFkeT
素晴らしい取り組み。経営者もリスクを取る、いい仕事をしていれば相手が合わせてくれる、不測の作業を前提にリソース確保しておく、どれもやればできるけど意思を持たないとやらないんだな / “社員7人の町工場、残業ゼロで年収600万円超…” https://t.co/flkflXbl0X
— 楠 正憲 (@masanork) 2017年2月4日
世界的にも日本は労働時間が長いといわれていますが、残業ありきで考えている方が大半と思います。
私は雇われる側の立場ではありますが、あたりまえのように残業ありきで動いてしまっているので立場問わず意識から変えていかなければなりませんね。