うつ病休暇を取得した社員は、そのうち半数が復帰後にうつ病を再発し、うつ病休暇を再取得しているようです。
うつ病休暇を取得した社員の約半数が復帰後にうつを再発し、うつ病休暇を再取得
うつ病になって病気休暇を取った大企業の社員の約半数が、復帰後に再発し、病気休暇を再取得していたとする調査結果を、厚生労働省の研究班(代表者、横山和仁・順天堂大教授)がまとめた。特に復帰後2年間は、再取得する人が多かった。仕事の負担が大きな職場ほど再取得のリスクが高いことも裏付けられた。専門家は社員の職場復帰について、企業が慎重に取り組むよう訴えている。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170108-00000006-mai-soci
私の周りにも数名うつ病になり会社を休んでいた方がいますが、今のところ再発はされていません。
復帰後の周りのサポート次第で再発を防ぐことができるのではないでしょうか。
うつ病患者の数は?割合は?
少しデータが古いのですが厚生労働省の調査によると、2008年時点で104.1万人の気分障害患者数がいるとのこと。
単純に計算すると、実に15人に1人が気分障害患者であるとの計算になります。
気分障害患者数は年々増加傾向がみられるため、現在はより多くの方が悩まれていると考えられます。
厚生労働省が実施している患者調査によれば、日本の気分障害患者数は1996年には43.3万人、1999年には44.1万人とほぼ横ばいでしたが、2002年には71.1万人、2005年には92.4万人、2008年には104.1万人と、著しく増加しています。
「最近うつ病が増えた」と強調されることがありますが、数字の解釈には注意が必要です。うつ病は検査などで明確に診断できる疾患ではないため、診断基準が少し変わることによって、診断される患者数にかなりの差がでてきます。最近の増加が本当の増加なのか、うつ病であるという判断方法の違いの影響が大きいのかは、十分注意する必要があるでしょう。
出典:http://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_depressive.html
うつ病は甘え?うつ病に対する様々な意見が
まあ、うつ病とかは甘えでしかないわな。
— swi (@swixing) 2017年1月8日
うつ病にならん程度にそこそこでやってりゃいいのに、くっそ真面目にやって、うつ病休暇取って、ほかの奴に迷惑かけて、原因となった上司にもその家族にも報復しないだから社会の害悪だろうに。
うつ病休暇がトレンドに上がってたから見たら未だに甘えとかいってる人いておどろいた…
— しまこん (@fu__konic) 2017年1月8日
経験してないから知らないんだろね
甘えどころかくそまじめな人多いし、本人プラス家族はすごい大変な思いしてるよ〜
うつ病休暇は甘え、と言ってる人は、その無責任さによってうつ病を免れてるというご意見がございまして、なるほどと思いました。
— パッシブラーニングのすゝめ (@otr_ehla) 2017年1月8日
え、ちょっ、1個だけ言わせて。
— 和花[aika] (@alice_inw) 2017年1月8日
うつ病って働きたくなくなることじゃないですよ?なんかうつ病休暇の人が休暇中です的なのツイートしてるの見つけちゃったんだけど、そんなのありなんですか?(笑)回復期なんですかね?#うつ病休暇
さて、うつ病は甘えかどうか?ですが、私の意見は「うつ病は甘えではない」です。
ただし、うつ病ではないのにも関わらずさもうつ病であるかのように振る舞い、楽をしようとする人がいるのも事実ですので、見極めが大事だと思います。
肯定否定、それぞれの言い分はわかりますが、本当にうつ病で悩んでいる方の気持ちや生活を第一に考えて行動、サポートしていきたいものですね。